普段、愛用させてもらっているからこそわかる可愛さやブランドにかかわる人の魅力的なところを思い浮かべながら撮りました。各ブランドのシーズンテーマやイメージを踏まえつつ、そういった見えない部分や、ふとした瞬間に気づくそのものの良さを感じてもらえたら嬉しいなと。

短大を卒業し、新卒の会社研修でMACやphotoshopの使い方を学んでいたとき写真の素材が必要で写真を撮ってみたら「楽しい！」と思い、そこから写真を撮り始めるようになりました。会社は5年ほど勤め、25歳の時に”このまま会社にいるより好きなことをやってみよう”と思い退社。都内のスタジオで修行し、そこからカメラマンアシスタントを経て独立しました。カメラマンの魅力は、人との出会いだと思います。色々な場所で、面白い人に会える事は貴重です。キッズやベビー系の撮影も多いので、赤ちゃんとかにも会えたり、ファッション系では、いいブランドやお店に出会えたり幸せな仕事です。ノンブルさんとも取材で出会い好きになりました！またカメラを介し、被写体とコミュニケーションを取る事も面白さのひとつです。

取材に同行したことがきっかけで、御社のブランドを知ったのですが。”トラディショナルをベースに、その時々の気分を取り入れた ベーシックアイテム”が揃っていて、トレンドに寄り過ぎてなく、何年使ってもデザインも古くならず、ずっと使えるんです。デザインが素敵！はもちろん、とにかくストレスがなく着れるということ、イージーケアで長持ちするところも好きです。お気に入りの服を永く愛用したいときの大事な要素がたくさん詰まっているように感じます。

可愛くなり過ぎない潔い感じで着こなすのが好きなので、まずは羽織りとして使いたいです。 このケープのディテールが大きくて可愛いので、それ以外のコーデはシンプルでも良さそう！少しハリ感があるので自分の好きなように着方を調節できそうですし、肩を落として着るとケープの位置が抜けたようになって色々と調節できそう。

洋服を着るとき、着崩し方やこう着るとしっくりくるという「自分のフィットする場所」を探しているんです。

甘くなりすぎずさっぱりと、動きやすい格好が好きですね。仕事のときは動きやすいパンツスタイルかワンピースにパンツ合わせることが多くなります。足元は、HOKOSの靴下にサンダル合わせるが定番です。

直感で決めます。

モノ
アート感のあるもの、丸みや曲線のものが好きです。 家で愛でているものオブジェ的なもの、什器として使ったりもしますね。

1.TREESstudio&marketで買った花器（STANDというブランド）一輪さし

2.HOKOSのキャンドル（この写真のみつろう色のは試作、販売しているものは白色）

3.海外のサイトで買った4つセットの置物 Kristina Dam studio

4.アッシュペーとかで買った壁掛けにもできるトレイ（デコパージュ、ジョンデリアン）

5.とかげの陶器の置き物

6.韓国の画家のKWAK MYEONGJUさんのポストカードセット

コト
数ヶ月に一度、自分にご褒美（銭湯に行って→マッサージに行って→パフェを食べるのルーティーン）

時間の使い方はまだまだ模索中です。日々回すことに精一杯で...日常を充実させるこだわりは、特にないのですが...生きているだけで十分と自分をいつも褒めてます（笑） 特に思い当たらず、すみません！

妊娠中にフォトグラファーの仕事を少しセーブしつつ、好きな事やりたい事を模索していた時期がありました。その時の気持ちをいつかカタチにできたらいいなと思っていて。 自分自身、とても寒がりで肌寒いと体調を崩してしまうため、十数年まえから”冷えとり”を日課にしています。色々試行錯誤しているうちに「足首さえ温めていたら日々健康に乗り切れる」という体感から、足首にフォーカスし始めるようになりました。そして、人に贈れるようなデザインでブランドを作ろうと思って「HOKOS warmer&goods」が始まりました。 商品化するものは、じっくりと向き合いお披露目するまでに何年もあたためています。日本での素晴らしい出会いを大事に、国内の工場で商品を作っているのもこだわりの1つ。いまは365日、HOKOSアンクルウォーマーが身体を守ってくれています。

買い物でも経験でも色々なものを試して、どんな時に「心地良い」か自分の感情をよく観察しています。それを商品開発につなげられたら。

洋服に合わせやすい色展開「しのばせたい・見えても良い」がポイント!

アンクルウォーマーとして販売していますが、お客様から「アームウォーマーとして使っています。」とお聞きして手首にも使い始めました。 「その方に合わせていろいろな使い方をしてもらえているのは嬉しいです。」

バイタリティでいうと「楽しくなければ仕事じゃない」と思って楽しんでやれることを仕事にする。それ以外はやらない。と割り切っています。仕事を通して、たくさんの出会い（人や物など）を味わえるので、プライベートは人と会わず家族とだらだら過ごすのが至福の時間になっています。

日々のいろいろな事に、楽しいや面白がるを意識し体現されている、野中さん。 やっていきたいことの方向を模索することは、容易ではありませんが「直感と好奇心」でそれらを選択し、調整する。 選びとった豊かな時間の積み重なりやオンとオフの緩急の付け方は、自分らしさの輪郭を色濃くし、ライフスタイルを確立されていってるのだなと感じました。 しなやかさとたくましさをもって、ご自身の人生を切り開いていく様は、とても勇気をいただけるインタビューとなりました。