昨年のおくりものと
一緒に着られるブラウス

_まず選んだのはドットのブラウスですね。

冬になると母は必ずと言っていいほどカーディガンを着るので、中に合わせるブラウスが欠かせません。フロントのタイがノーアクセでも華やかだし、王道のドット柄でもひねりの効いた生地使いが素敵。昨年のクリスマスにアルパカシャギーのカーディガンをプレゼントしたので合わせて着て欲しいな、と思って選びました。

_とてもお似合いになりそうです。ブラウスは以前にも贈っているのを見かけた気がします。

刺繍や柄のブラウスも着てくれています。ノンブルは前にポイントがあり、カーディガンに合わせてかわいいデザインがいつもあって。母へのお礼に重宝しています（笑）

やさしい配色で
着こなしに馴染むカーディガン

_次の候補はカーディガン。暖かそうなフェアアイルですね。

中に着るブラウスは柄が多いので、カーディガンは無地が多め。このニットなら淡い配色で目立ちすぎず、優しい印象になるかなと思って選びました。オーバーサイズよりもジャストを好むのでサイジングも決め手です。

持っていないタイプはおくりものならではの新鮮なスタイルが作れそうです。

前後２wayで着られるデザインですが、母はきっとカーディガンで着るんだろうなとイメージしています。刺繍のブラウスとも素敵ですし、このニットなら柄のブラウスとも合いそうです。

シーンを考えて贈るおくりもの

_最後に選んだのはワンピース。他の２つとはテイストの違うデザインですね。

友人や近くに住む妹とランチや美術館に行く時におしゃれをしたいとよく話しているので、お出かけをイメージして選びました。一見シンプルなのに着るととても上品。さらっと１枚で決まるフロントのデザインや長すぎない膝下の着丈がちょうど良さそう。

_ディテールも女性にとって大切なポイントですよね。

このワンピースはボタンも可愛くて私もお気に入り。大袈裟じゃないさりげないデザインも上品なところかな、と思います。

贈る方を思って選ぶ

_お土産などちょっとしたおくりものでもセンスがいい飯田さん。選ぶ時のポイントがあれば教えてください。

母に関してはクローゼットを把握しているので、好みも分かりますし合わせて着るものも考えやすいんですよね。義母に洋服を贈った時は「いつも黒を着ているな」「モノトーンの柄のスカートをかわいいと言っていたな」など好みを思い出して選びました。いつも頭の中にあるのは自分の好みは置いて、贈る方の好みを考えること。たくさん着てもらいたいし、喜んでもらえると嬉しいです。

_飯田さんの話を聞くと「かわいい」を共有できる素敵な親子さんだな、と感じます。いつまでも素敵でいてほしいお母様へのおくりもの。日頃の感謝の気持ちを贈ってみるのも良いかもしれません。