STYLE OF ME | 刺繍を重ねる
スタイルを作るもの
トラッドやヴィンテージのように
長く手元に置きたいタイムレスなものは
スタイルのベースを作っていく。
自分らしいベーシックをテーマに
素材や技術にひとクセを込めた
プロダクトを厳選してご紹介します。
#4 「刺繍を重ねる。」
今回ご紹介する刺繍は、カットワーク刺繍にさらに刺繍を重ねて間を埋めていくインドネシアならではの技法。 刺繍を重ねることで肌が見えすぎず、繊細な雰囲気もプラスされる。 ひとつひとつ木枠にはめて手で刺繍のミシンを操る。まさに人の手で作られたアイテムです。
ところでこの刺繍の柄、どう作っていると思いますか? その答えは「手描き」。服のパターンに刺繍図案をひとつひとつ書き込んでいく。 手を動かすことで服にぴったりの刺繍が生まれていきます。
ペイズリーをベースにデザインした
軽やかな8分丈
手首の出る袖丈、裾や袖口にも刺繍を入れて軽やかに仕上げたデザイン。 長く人気の形をベースに、羽織った時にも上品に決まる ペイズリーをモチーフにした刺繍をフロントに入れています。
春にしたいオールホワイト。リブパンツとの着こなしは、ラフなのにどこか品のある印象に。 裾や袖口の刺繍がアクセントになるので、是非タックオーバーで。
ブラウス¥12,100、カーディガン¥8,500、パンツ¥10,780 2/中旬入荷(NOMBRE IMPAIR)バングル¥7,150(rapiecage)
早い時期には羽織のインナーとして活躍。 胸元の刺繍が華やかさを演出します。 ミリタリージャケットを羽織って、バランスを整えて。
ジャケット¥16,500(Blanc Bleu Minuit)、ブラウス¥12,100、スカート¥15,180(NOMBRE IMPAIR)
袖をメインにデザインした
春の主役ブラウス
クラシカルなデザインなので、刺繍はカーブと丸で女性らしい印象をイメージ。 袖の刺繍はダイヤ柄のモチーフをメインに、リピートをつけず柔らかなイメージで刺繍を作っていきました。 カットワークに重ねた刺繍も、モチーフごとにデザインを変えて差をつけています。
スタンドネックもレースに見えて刺繍。衿幅に対して穴を多くすることで抜けのある印象に。 袖の刺繍をメインに考え、フロントの刺繍は抑えてメリハリを。
刺繍では初めてのパープルが、デニムスタイルを新鮮にするオススメのカラー。春らしい柔らかなカラーをセレクトしました。 袖をキュッと上げた時のたまりも着こなしのポイントになります。
ブラウス¥12,980、パンツ¥14,300(FIL DE FER)、バッグ¥18,700(MARCO BIANCHINI)
パープルはポイント使いにも今年らしい抜けをプラス。爽やかなホワイトとの組み合わせは、季節の変わり目にもオススメのスタイルです。
・価格は全て税込み価格で表示しています。